大切な人との別れの苦しみ悲しみを
仏教では愛別離苦（あいべつりく）と云います
人である以上 どんなに愛しい人であっても
死別は避けられません それが人の世の習（なら）いと
理解していても 絶望に似た悲しみを抱き
ともすれば その後を追ってしまいたい衝動にさえ駆られます
天理教では 人の死を「出直し」と呼びます 人が亡くなると
着物を脱ぐように身体をこの世に置き 魂は神様のもとに帰ります
その魂は 神様のはからいと守護により 再び新しい身体を借りて
この世に それも親しい人の身近に 生まれ変わる と教えられます
別れの 悲しい涙は いっとき流せばいいでしょう
泣き疲れたら 再び立ち上がり その人との出会いを
神様に感謝し その魂が自分の近くに 一日も早く
生まれ帰ってくるよう お願いしましょう
神様は きっとあなたの願いを聞き届けて下さるでしょう
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